もう15年も前に制作したWordPressのサイトが動かなくなったと友人から連絡を受けた。
レンタルサーバのPHPのバージョンを上げたら、エラーが発生してしまって記事ページも表示できないし、WordPressの管理画面も表示できなくなったんだと。
WordPressのバージョンは、3.2.1
PHPのバージョンは、5.3
PHPを8系もしくは7系にすると問題発生。そして、PHPのバージョンは一度上げると、もう5系には戻せない仕様とのこと。
WordPressの最新バージョンが6.9なので、さすがに古すぎるよね。
PHPのバージョンを5系に戻せないのも、まぁそれはそうだよね、という感じ。
WordPressを手動でバージョンアップする
WordPressなんて、もう何年も触ってないよ。仕事で使うことはないから。
現状でエラーが出て、全く動かなくなっているのなら復帰は無理だろと思ったのだが、ファイルを差し替えることで手動アップデートができるんだと知った。
公式サイトから新しいバージョンのファイルをダウンロードして、FTPでアップロードした。
そうすると、無事に復旧できた!
ついでに、データベース(MySQL)も新しいものに移管しておいた。
とはいえ、実際には紆余曲折があり、試行錯誤した。
- PHP5系で動いているサーバがあったので、一旦そこに当該サイトを再現
- 再現サイトのWordPressを手動バージョンアップ
- 慎重を期して、マイナーバージョン1個ずつ上げてみる
- 手動バージョンアップは問題なさそうなので、本サイトのWordPressのバージョンアップ
- しかし動かない。WordPressテーマのコードでPHPエラーが発生している
- PHP7系ではエラーになる記述を1個ずつ修正
- WordPress管理画面で、データベースが古いと警告がでたので、新しいMySQLデータベースを作成して移管
なお、問題のWordPressテーマwp.Vicunaは、とうの昔に開発終了しているようだ。公式サイトも404になっている。
サードパーティ製のアイテムというのは、こういうのがあるから厭だね。
ともあれ、レガシー的代物を再起動させることができた。
負債的であることに変わりはないのだが。
負債と化してしまうウェブサイトについて、どう考えるべきか。
車などの一般的な機械と同じで、人が手入れし続けていくしかないのだろう。ユーザが自分で手入れできないのであれば、(自動車を整備士に見てもらうように)技術者に依頼するしかない。